2006年9月の記事一覧

見事に先週書くのをサボってしまったわけだが('A`)

そんなことはさておき旅行記3日目。
この日は友達が仕事のため、ひとりあそびをするつもりでもそもそ起床。
朝ご飯を食べつつ友達が仕事に出かけるのに合わせて一緒に出かけることにした。

と、その前に昨日確保したケータイが、何故かプリペイドをチャージしないので
orange殴りこみ チャージしてーんと頼みに行くことに。
書き忘れていたが、前日行ったアルカディアにはSaturnというヨドバシ的な総合家電専門店が
テナントとして入っているのだが、そこでプリペイドを買っていたのだ。
帰って来てからずーっとプリペイドをチャージしようとしたのだが、
なんでかいつものように素直にチャージできなかったというのが昨晩の話。

なんでやろねーとか話をしつつトラムに乗車して通勤途中にあるorangeショップへ。
入ってみると、日本のこじんまりとしたケータイショップとあまり変わりがない店のつくり。
壁にケータイのモックがディスプレイされたりなんかしてるけれども、
唯一違うところと言えば、パソが2台程度置いてあって、プチネカフェみたいになってるところ。
おっさんらが2人、なんぞペチペチパソをいじっとったなぁ。ネトゲやってたら笑うんだれども。

話的には微妙に操作が違ったか間違っていたらしくチャージできなかったとのこと。
へー。
要は端末毎に操作方法が違うというのが敗因って感じですな。
日本もそうなんだけれど、ケータイのインターフェイス統一したらいいのに。
前にママンが使ってるNECの端末いじろうと思ったら全然操作分からなかったもんなぁ。

そんなこんなでケータイも無事チャージでき、なんかの時にはこれで連絡を取れたり、
ポリスに発信したりできるようになったわけだ。
んー、まぁヴィスワ川向こう側(東側)に行くわけじゃないから、
早々簡単にポリスにかけることもないだろうけれどもね。

新しいおもちゃを手に入れて、友達を仕事に見送った後、
ハラミロフスカという市場を覗いてみることにした。
なんでも市場としてはデカイ方で、昔ながらのたたずまいなんだそう。ほほう。。

ハラミロフスカの正面入り口。

個人的に現地の毒々しい色のお菓子とドリンクが気になっていたため、
それをゲットしつつ、ぶらぶら市内を見て歩くことにした。

ハラミロフスカの内部。奥が正面入り口。

ハラミロフスカは上の写真のような建物が2つ連結したように建っていて、
その建物の横と裏に日本の朝市的な感じの店が建ち並んでいる市場。

朝市っぽいところ。野菜と肉が主で魚を扱っているのは1軒しか確認できず。

ぶらりと見てまず感じたことは「すげぇソ連っぽい!」。
共産主義のなごりというのか、いわゆる西側諸国とは一線を画している感じのたたずまい。
すげぇ!
無論、アルベルトという近代的で西側的なスーパーもあって、
どちらかというとそっちの方がポーランドの店のたたずまい的には主流なんだけれど、
こうしたテレビとかでしか見なかったような所をみつけると、
なぜかそれだけで興奮してしまったり。

ぐるりと見て回ると、ここで大体のものは揃ってしまう感じの品揃え。
テナントがあちこち入っているのだけれど、衣食住はもとより、
家電品や土産物屋、床屋、空手教室なんぞまで入っていた。
食料品関係だけかと思ってた。。

ちなみに髪の悩みは万国共通らしく、

よかったね、とっつぁん!悩んでるのは君だけじゃないんだよ!

とにかく色んな店が集まってるでっかい市場なわけだ。

一通りぐるっと見て周り、どこにどんな店があるのかを把握したところで、いざ買い物。
いや、というのもね、当方が確認できなかっただけなのかも知れないけど、
うっかり間違って入っても、買い物をしないとそのスーパーの中から出られないシステムっぽいのよ。
まじかよ。いやまじ。出口は会計のレジ以外に見つけられなかったし。
故に目的のものがどこにあるかを把握してからじゃないと買い物するために入れなかったり。

とりあえずはここのスーパーの中に目的の物があると踏んで、カゴを持ってスーパー内をぐるぐると。
んー見慣れないお菓子とかいっぱいあるのぅ。。(当然の如く館内撮影禁止・・・のはず)
酒のコーナーもあるんだけれど、当然の如く知ってるブランドなど一つもありゃしない。
ポテトチップスとかチョコレートスナックだとか、
日本にいてもきっと中身は一緒のものがたくさんあるのに、パッケージが違うだけで
えれぇ違う食べ物に見えるから不思議。
あれか、ソニプラとかに行ってアメリカのお菓子とかに
妙に心惹かれるのと一緒か。

ただ残念なのは期待していたほど、合成着色料バリバリです!なお菓子がなかったこと。
むしろそういったものは排除しているというのか、
あえてそういった無駄なものは入れないつくりになってるっぽい。

生鮮品でもそうらしいんだが、例えば肉とか、日本で買うものほど冷蔵庫に入れてても持たないんだとか。
長くても3日くらいで臭ってくるらしい。
それだけ生鮮品含めた日本の食べ物が、なんらかの薬品漬けになってる証とも言えるんだけどね。
コンビニ弁当とかスーパーの惣菜とかヤバいらしいしね。
それを言うと、まだ西側諸国の市場至上主義は浸透してないんだなーとか。
金が第一だったらすぐ腐るものとか日持ちのしないものって置かないしね。そこは好感が持てるかな。

それでもなんとか毒々しい色のアイスをゲット。

帰った後撮影のアイス。と、

溶けて固まったアイス('A`)
食べた感想としては、「なんか色んな味が混じってて分からんかった」。

他にもお菓子をちろちろ査収して、次にクレンザーを購入すべく掃除用具売り場へと。
いやね、お邪魔したお部屋、なんか妙にシンク周りとかに水滴の跡とかが残ってるのよ。
んー、お世話になってるわけだし、ちょいと掃除でもしてキレイにしてあげないとね!
と思い立ち購入するに至ったわけだ。

おっしゃー掃除するぜ掃除するぜ掃除するぜー!とクレンザー求めに掃除用品売り場へ一直線。
・・・したものの、パッケージになに書いてあるかわかりゃしねぇ
地球の歩き方見たところで挨拶とか日常会話の文例集が載ってるだけd・・あっ!部屋に忘れて来てる!!

('A`)

もうね、勘ですよ、勘
読めないポーランド語と、パッケージに書かれた絵からその掃除用具がなんであるかを判断するゲーム。
間違って買ったら、無駄に金を使うことになる諸刃の剣。ああん。

じっくり見比べて、おそらくクレンザーであろう物を見つけるが、
どうあがいたって値段高ぇし、リットルもいらねぇから
もっとリーズナブルで容量少ないのをと30分ほどかけて探した結果、ようやっと念願の1本をハッケソ。
これだこれ!・・・だと思うけど。。。
たぶんこれだよなぁ・・・と半分疑心暗鬼的な心持で、先ほど買ったお菓子とかと一緒に会計へ。

きっと昨日のカルフールの会計を経験してなけりゃ、このレジのシステムでファビョってたかも知れんが、
ふふん、おあいにくさま、一回経験してるから、
こうやって物を並べて、会計されつつ、袋に入れてと、
ははん、簡単じゃねぇか!

と、タカをくくれたのはここまで-

1.合計金額が出てきたのでそれに見合う分の料金をレジのおばちゃんへ渡す。
 (日本で言うと478円だったら500円渡した)
     ↓
2.なんかおばちゃんがノンノンみたいなジェスチャーをする
     ↓
3.ほげぇ!?たっ足りないのか!?いやでも額面的には足りてるはずなんだけど。。。
 と硬貨を足してみる。
 (100円くらい追加)
     ↓
4.それでもノンノン
     ↓
5.ちょwwwおまwwwwwまじで!?←後ろに人並んでるし、軽くパニック
     ↓
6.札を出そうとも思ったが、それじゃラチ開かないので、
 持ってる小銭を全部手のひらに出しておばちゃんに取ってとアピール。←かなり負け
     ↓
7.おばちゃんひょいひょいと小銭を幾らか摘んで会計終了。幾ばくかのお釣りを受け取る。
     ↓
8.ちょwwwボッタクラレイエローモンキーwwwww

,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;   
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;    
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f     
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!

ごめんなさい、会計なんて簡単だと思ってた時期が僕にもありました

テラムズス。。。

海外の洗礼を浴びて傷心の元帰宅の途へ。
トラムに乗らず、歩いて写真を撮りつつ(後でどっかにうpしときます)部屋のあるマンションに戻ってみると、
これまたカルチャーショックな出来事が。
つーか、ほとんどの人は知っとるのかも知らんが、

1階の表記が存在しない

1階は0なんですわ。面白いなぁ、ちょっと住む地域が違ったらこんなにも文化が違うってのは。

部屋に戻り、早速掃除。の前に、他に査収したお菓子とかを。

レッドピーマン味のポテチ、ピーナッツチョコバー、クッキーヨーグルトバー、コーラ。

至ってふつーなラインナップ。。。
なんか日本でもこんなパッケージのお菓子って売ってそうじゃね?
ポテチは大体アルミの袋に入ってるけどさ。

して、撮影の後は掃除掃除。
買って来たのは本当にクレンザーかいな?という懐疑的な気持ちで中身をにゅるりと出しみれば、
これが見事にクレンザー!絵で判断して買ってきただけなので余計に嬉しい。

まずはシンク周りをゴシゴシと。
んー、日本のが発達してるのか、上記したように薬品使いまくりなのか、
はたまはこびりついた汚れが頑固なのかはよく分からないが、
結構ゴシゴシやってても中々落ちない。むー。
やり始めたら取れるまではやりたいので、半分意地になってゴシゴシ。
結果、ピカピカになるまでやってやった。うへ。

などとやってると、部屋に響き渡る「ピポピョン」という電子音。
なんじゃい?ガス漏れ?
IHのこの部屋でガス漏れ?あー?
と思ってると友達帰宅。
なんでも暗証番号でオートロックを解除すると、部屋にかような電子音が響き渡る模様。なーんだ。
ちょっとびっくりしたぜよ。

そうそう、この部屋の説明するの忘れてたなぁ。
 ・玄関(つーか靴脱ぎ場。当然の如く日本のように段差など存在しない)=3畳程度
 ・リビング+テラス=10畳程度+3畳程度
 ・ダイニングキッチン=8畳程度
 ・第一バスルーム=3畳程度←洗濯室兼用
 ・第二バスルーム=8畳程度←しかもこっちでは珍しい湯船付。洗面台はホテル並×2
 ・第一ベッドルーム=6畳程度
 ・第二ベッドルーム兼書斎=8畳程度
 ・他収納多数
2LDKだけど、えれぇ広い。ここを一人で占拠。うは。
しかも普段使ってるのは第二ベッドルームのみ。これなんてブルジョワジー?

そんでもってセキュリティを万全にするためにオートロックは無論のこと、
24時間警備の屈強な男どもがマンションの周りを巡回してる念の入れよう。これなんてVIP?
なんか当方と住む世界違うような。。。('A`)

そんな友達が帰って来て開口一番、「なにしとんの?」。
そらそうだ、なんで掃除しとるんやという話ですわな。
いやね、かくかくしかじかと説明したらば、「掃除サボってるわけじゃねぇんだよ」とのお返事。おあ?

なんでも水滴の跡が残るのは水の性質によるのだそう。
ワルシャワ市内だけかは分からないけど、水には石灰の成分がかなり含まれているらしく、
飲料水としては使えないほど。
故にガゾバナであるとかニエガゾバナとかがミネラルウォーターとして存在してるわけだが、
それだけ石灰が含まれていると、前住人のメンテナンスの具合も相まって、
いくら掃除しようとも水滴の跡が取れることがないのだそう。
へー。

とりあえずはシンク周りはキレイになったので、本日の掃除はこれにて終了。腕だるいし。
その後は晩メシを作り食べながら、昼にハラミロフスカであった会計事件を話してみる。
 「東洋人だからボラれちゃったよー」
 「それって『細かいのねぇの?』って言ってたんじゃね?」
 「おあ?」
日本でも消費税分の細かい金額を見越して会計時にお金を渡すことは多々あるが、
そういうことをやって欲しかったんじゃなかろうかと。
うっそー、まじでー?
とレシートと残ったお金を数えて見ると、寸分狂わぬ会計処理。
細かいお釣りがなかったのか知らないけど、端数の小銭が欲しかったんだね、おばちゃん。。。

もうね、当然友達、

m9(^Д^)プギャー

今日も不貞寝だ、不貞寝

あんだけ飛行機で寝たクセ、旅の疲れがあったのか昼ぐらいにモソモソ起床。
カーテンを開けて外の様子を見てみる。
夜の街しか知らない当方としては、初めて見る昼のワルシャワになる。

うーん、第一印象は「極めて社会主義的な街並みだなぁ」。
遠くにマックの赤と黄色の看板が見えるけれども、モノトーンでコンクリな建物は
この国がその昔社会主義国だったことを強烈に意識させる。
つーても通りの裏の方を見ているから、実際の繁華街とかは全然印象違うんだけどね。

そして気温計はマイナス10度。寒い寒いとは聞いていたがそうでもないような。
いや十分寒いんですけどね。

ちなみにお世話になったマンションはその昔ゲットーがあった場所で、
今でもゲットーのあった場所に住むと具合が悪くなる人がいるらしい。
そういう心霊的なものって日本だけかと思ってたのに、海外でもあるんだねぇ。。。

さて市内観光でもするかということで、本日はサスキ公園へと行くことにした。
恐らく真っ先に観光するのであれば旧市街と呼ばれる、
昔ながらの建物が並んだ地区に行くのだろうが、なんでか当方はサスキ公園に行きたかった。

なんでかってーと、サスキ公園には無名戦士の墓というものがあり、衛兵が守っているらしい。
で、その衛兵は毎時になると交代するわけで、その交代する瞬間が見たいと
地球の歩き方を日本にいる時からwktkしながら思っていたのだ。
故に旧市街とかはすっとばしてサスキ公園へと行くことにしたのだ。

とは言っても、同じワルシャワ市内とはいえ広いことに変わりはなく-
つーてもお世話になった家はヤナ・パヴワ2世通りに面していたので、
そこからサスキ公園まで遠いというほど遠くもないのだが、今後のことも考えて、
まずはトラム(正確にはトランヴァイと言う)のチケットを買い求めることにした。

ちなみにヤナ・パヴワ(Jana Pawla ←lには右上から左下に向かって斜めの線が入る)を
英語的に言うと「ヨハネ・パウロ」。
先のローマ法王、ヨハネ・パウロ2世はポーランド人だったわけで、そこから取った名前らしい。

そしてトラムというのは簡単に言ってしまえば市電。
札幌にしろ、パルコの所から走っている路面電車があるが、
そういった路面電車が市内を縦横無尽に走っており、基本的にはこのトラムとバスが
ワルシャワ市民の足になっているそう。

チケット自体はトラム内でも買えるものの、追加料金がチャージされるため、
街中のあちこちに立っているキオスクで購入するのがベター。

旧市街のキオスク。「Ruch(ルフ)」と呼ばれる。
店舗の大きさや形は様々なれど、看板の緑と黄色の文字を見ればすぐにキオスクと分かる。
たまに「ルフ」とビールの銘柄の一つ「レフ(Lech)」を混同していたのは内緒です。

キオスクというと日本人は駅構内のKioskを想像しがちだが、
向こうのキオスクはそれ以上に品揃えが豊富で、言うなれば向こうのコンビニと考えてもいい。
コンビニという概念が存在しないから、代わりに存在しているのがキオスクという感じ。
故にトラム&バスのチケットに始まり、日用雑貨、食料等、大体のものは揃っていたりする。

ただ日本のコンビニと違うのは、個人商店的な考えがあるので、
どこもかしこも土曜日は午後3時まで、日曜は閉まってるなどということが往々にしてある模様。
閉まっててもスーパーとかはあるから、そこで物は買えるんだけどね。

そんなキオスクでトラム&バスのチケットを買っていただく。
まだ両替してないのでお金ないんす。。。
チケットは一週間券を2枚。他にも3日券とか1ヵ月券とかある模様。
ま、二週間あれば大丈夫でしょうということで二週間分買っていただき、いざおでかけ。

の前に、日本にいる感覚というのは捨てきれないもので、
いつも持って歩いているショルダーバッグを腰のあたりに掛けていたら、
友達から前に掛けるように直される。すわっ、やっぱりスリとか多いんだなぁと実感。

そんな感慨を抱きつつトラムへ乗車、まずは自分で改札。
地球の歩き方によるとトラム&バスに乗ったらチケットは自分で改札しないとダメらしく、
チケットを持っていたとしても、未改札の場合は検札官に無賃乗車扱いで罰金取られるという。
なんでも検札が頻繁に行われていて、それが月始めに多いらしい。
幸いにしてポーランド滞在中に検札している場面に遭遇することはなかったが、
異国の地で罰金取られるという伝説を作りたくもないのでとっとと改札。

んー、乗り心地というのはさして日本と変わりはないものの、
シャルル・ド・ゴールの駐機場まで運んでくれるバスにしろ、このトラムにしろ運転が荒い気がする。
結局は運転している人次第なのだろうけど、荒っぽい感じがするなぁ、ブレーキが急だとか。
故に結構しっかりめに手すりに捕まったり。

友達とぼそぼそ話をしながら、通り過ぎる街並みを見ていると、
「Sex Shop」の看板がちらほら目立つ。なんれすか?行けってことですか?
話を聞くと単なるアダルトショップらしい。なーんだ。
いやカトリックの国だからありえないとは思ってますけどね。
つーか、あちこちにそういう人が立ってたりするらしいですけどね。
夜は怖いから基本的に外出はしなかったから、見なかったけど。

実際、駐車してある車のワイパーにはエロで溢れたチラシが
これでもかってくらいに挟まってることを考えると、
カトリックの戒律なんてお題目なんじゃねぇのかななんてチラリと思ったり。

でもねぇ、ポーランドの若女子はことごとく綺麗・美人
外れがないと言っても過言じゃないくらい。
食べ物とか基本的に肉であって、量も多いのがデフォルトなんだけど、
若い人はそういうのをあまり食べなかったりして美を保っているらしい。
ホントね、間違えてもいいすわ

ただ年食ってる人を見るとどこでなにを間違えたの?と思ったり。
なんかねぇ、有りえない状況になってんすわ。
若い人とおばちゃんが並んでトラムとか待ってるのを見ると、
もにょもにょした感情が湧き出てきたり。嗚呼不思議。若い時はなぁ。。。

もう一つ目に付いたのがケバブの店。ルフと同じくらいあちこちにあったりする。
ケバブというとトルコのイメージしかないんだが、何故?
家主さんのblogでもあっちこっちでケバブを食ってる描写がある故、
恐らくヨーロッパ各地に根付いている食文化なのだなと日本に帰って来てから感じたり。

それはそれとして、なんでこんなにもケバブの店があるのかというと、単純に安いから。
マックとかでセット物を頼むよりも半額くらいの値段で腹いっぱいのケバブとドリンクが飲めるんだなぁ。
いずれ食っちゃるぞと思いつつ、シフェントクシスカ通りの停留所でトラムを降りる。

ここにサスキ公園があるかというとさにあらず。
まずは両替所ーカントル(Kantor)で換金するためにここで降りたわけだ。

写真の背後にあるビルに両替所が入っているので早速換金するのだが、
なんぞ日本円を直接扱えるカントルは、ある程度の数はあるものの、レートがそーんなによくないらしい。
カントルも個人商店みたいなもんであり、その店その店で偉くレートが違うから困り者。
店の前にレートの看板や電光掲示板が出ているから、それを見て判断することはできるけど、
日本円はポーランドにおいてはマイナー通貨故に不利だ。
友達も基本的にはレートのいいドルで換金しているとのこと。

つーてもYenしか手持ちのない当方にはどうすることもできないので、
現地通貨であるズウォティ(Zloty ←これもlに線が入る)へと換金。
ポーランドはEUに加盟しているものの、2004年5月に加盟したばかりなので、
まだ通貨はユーロではなかったりする。将来的にユーロになるだろうけどね。

で、両替した5ズオ硬貨。

後日撮ったお金色々。

中には補助通貨のグロッシュも入ってますな。補助通貨っつーのはドルに対するセントみたいなもの。

へーこれが現地通貨かーと感慨に耽ってみたり。
見慣れない硬貨とかお札というのは面白いなぁ。ゲーセンのメダルっぽいの(w
それでも日本の硬貨と違って、金と銀の二色使ってたりするから、そこそこ金かかってんのかなぁとか。
面白いなぁ海外て。

両替も済んだし、いざサスキ公園と行きたいところだが、その前に電話をゲッツ。
友達の職場の方が使ってないプリペイドケータイがあるとのことで、それを受領しに職場へ。
なにかと友達と連絡取れないと困る場面も出てくるだろうし、
なにかあった時のためにと手を回してくれたらしい。ああありがたいことで。。。

成田出る時にDocomoのおねーちゃんが「海外でもケータイが使えます!」とかって
必死にDocomoのなんちゃらプランをオススメしてたけどなぁ、入らなくてよかった。
あ、キャリアがauな当方には無関係ですか?そうですか。

んでそのまま職場の裏手にあるレストランでちょっと遅めの昼ご飯。
店の奥に座ったのが悪かったのか、はたまた東洋人二人連れだったのが悪かったのかは知らぬが、
注文取りを待っても全然来ないということはあったものの、なんとかランチメニューを無事に注文。

いただきまーすの前に、

本日のビール:クルレフスキェ

んめぇ~。昼から飲むのはまた最高ですな!
これ書いてる今日と言うのは来週健康診断故に今から酒断ちしているので、
すげぇ飲みたくなってきてるんですけど。

ぐびぐび飲んでいるとまずはスープの登場。

ランチメニューの文字すら読めないので、なんのスープだかも不明。

ポーランドはスープが割と飲まれていて、
有名なのはジュレックというライ麦を発酵させた酸味のあるものや
モツの入ったフラキなどがあったりする。

んまんま言いながらスープ飲んでいるとメインが登場。

当方:鶏肉のなんちゃら

友達:パスタのチーズなんちゃら

・・・当方の記憶のなさには脱帽だな('A`)

それでも

ああ当然キューリは残すさ

最後にシナモンの効いたアポーパイをいただいて、

ごちそうさま。ムフー、朕は満足である。

腹も満たしたし、いよいよ以ってサスキ公園へ。
文化科学宮殿を横目に見つつ、

ちょいと遠回りをして、

サスキ公園へ到着。
気温はチラリと書いた通りマイナス10度。
寒いんだけれども、ワルシャワっ子は太陽の光を浴びるのが好きらしく、
日本に比べて刺すように寒いこんな冬の日でも、みな公園へ出かけたりしている。
人間がかように太陽好きであれば当然として動物も一緒であり、
なぜか行った時には、

一面の鴨、

鴨、

鴨。
なんでこんなにおるの?

友達の話だとどうやら池が凍っているから、こっちで日向ぼっこをしているのではいかとのこと。
へー。
とは言えネタの一つだからとバシバシ鴨写真を撮っていたら、
東洋人二人連れというのが向こうにしては珍しいらしく、しかもなんでか鴨写真を撮っているということで、
恐らく現地テレビ局のニュース素材として撮影されてみたり。なんだこれ?

変にもにょった気持ちを抑えつつ、目的であるピウスツキ元帥広場へと向かう。
この時はちょうど公園の西端にいたのだが、ピウスツキ元帥広場は東端にある。
てくてく歩いて向かうのだが、広いなぁ~、この公園。移動するだけで結構な時間がかかったりする。
今回は行かなかったものの、この公園よりデカイ、ワジェンキ公園というのが南の方にあったりする。
どんだけ広い公園作っとんねんポーランド。

公園もでかいと思ったら、広場も相当でかいものであり、

見ろ、人がゴミのようだ。

なんつーバカ広いというか。。。
で、この広場の奥に、

無名戦士の墓があるのだ。

この後、当方の写真を友達に撮ってもらったりしてたのだが、
なんでかポーランドの年配の方に話し掛けられることしきり。現地語で
めちゃくちゃモンゴロイドの顔に向かってポーランド語で話し掛けますか。
友達が受け答えしてたけど、なんつーのか人懐っこいですなぁ。やっぱし珍しいのかな。

などということをやってると時刻はちょうど午後3時付近。
向こうから、

ザッザッザッ

ザッザッザッ

キターーー!

これが見たかったんですわー。
極めて社会主義的な感じのするこの儀式。
いやイギリスにもこんなのあった気がするけどさ。おーすげー、一糸乱れぬ行進。

衛兵の交代が終了し、帰っていく兵隊たち。さよーならー。

恐らく防寒対策は万全にしているのだろうけれど、
この寒さの中で1時間も墓守をするのは大変だろうなぁ。
これがお仕事なのだからしょうがないちゃーしょうがないのだけれど。
とりあえず当方の見たかったものは見れたし満足満足。

その後は3月9日に行われるオペラを観るべく、チケットをゲッツしに国立オペラ劇場へと向かう。

こちらはオペラ劇場の裏口。
サスキ公園に隣接しているものの、表口はこの裏っ側にあたる。
故に裏っ側-表口へと周り、チケットをゲッツ。ムフー、チャイコフスキーの「DAMA PIKOWA」。
ポーランド滞在中にやってるオペラの中で、好きな作曲者を選ぶと自動的にこれになったのだが、
果たしてどんな内容なのか。。。
個人的にはオペラだし、なんとなくストーリーとか分かんじゃねぇ?とかタカをくくりつつ帰宅の途へ。

まっすぐ帰る前にアルカディアという、言わばArio札幌やイオンタウンみたいな
バカでっかいショッピングモールへと晩御飯含めての買い物に寄ってみる。

後日夜に撮影したアルカディア正面玄関。暗いな。

中には日本から撤退したカルフールが入っているのでそこでぼそぼそと買い物。
詳しくご覧になりたい方はこちらの方のblogでどうぞ。
当方は撮影したら怒られるから撮らなかったんで。

カルチャーショックだったのは、精算する時のこと。
日本だと
 1.カゴをレジに置く
 2.店員はカゴに入っている物をスキャンして、向こうのカゴへ入れる
 3.精算
 4.向こうにある台で買った物を袋に詰める
というプロセスなのだが、
向こうは
 1.カゴから入っている物をちんまいベルトコンベアへ全て並べる
 2.店員はベルトコンベアを足のスイッチで操作し、手元に引き寄せてバーコードスキャン→向こうへ放置
 3.客は品物をその場で袋に詰める
 4.精算
というプロセス。
これね、やってみないと分からないんだけど、袋詰めと会計が一緒になるからえれぇテンパる。
慣れないと中々難しいルールだなぁと思う。

ちなみにベルトコンベアに品物を全部乗せるのだが、それだと他人の品物と区分けがつかなくなるため、
ここまでが私の買った物ですよという仕切り板を立てる仕組みになっている。
国も変わればルールも変わるんだねぇ。
個人的には日本式のルールが合理的な気がするんだけど。荷物多いとしまうの大変だし。

ついでにカルチャーショックだったのは、会計済む前の商品を飲み食いしちゃってんの
聞いた話、イギリスだと食いきったスニッカーズの袋だけを会計に通したとか話もあったり。
ああそうか、それでカルフールのお菓子売り場の、商品の裏の方に殻になった袋が転がってたりすんのね。。
食うなよ

日本じゃまず見られない光景にショックを受けつつ、今度こそ帰宅。
晩御飯は手羽先のチューリップが食いたかったのでそのように料理料理。
それを肴にピルスナー・ウルケルをグビグビと。

と、そう言えば友達は三角のおにぎりが握れねぇという疑惑があったなと思い出してみたり。
よし、ちょいと三角おにぎり勝負する?という流れになり、
ツナマヨと、お土産で日本から持って来たたらこを具にしてにぎにぎ開始。

結果-

左半分:当方、右半分:友達

負けました

         おにぎりワッショイ!!
     \\  おにぎりワッショイ!! //
 +   + \\ おにぎりワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )
       (_)し'  し(_)  (_)_)

と騒ぐ友達。あまりに悔しくてそのまま不貞寝の当方。おにぎり。。。。

中途半端にしてて書いてなかったので、ちまちま書いてみる。
ちなみにこっからの続きね。
半年前のことを果たしてどこまで思い出せるかが勝負だ。

親切なおばちゃんに案内されて、シャルル・ド・ゴールで降り立つ日本人の列を離れ、
Exitカウンターの脇にある狭くて暗い階段を下りる当方。
前エントリで書くのを失念していたんだが、
荷物は成田で預けたらそのままワルシャワまで運んでくれるのだそう。
故に必要最低限の荷物を機内に持ち込めば、シャルル・ド・ゴールで重い荷物を持って歩かなくてもよく、
そのまま2Bターミナルへ向かうシャトルバスに乗ればいいわけだ。

今にして思えば、イギリスの旅客機爆破テロ未遂事件前だから、コンタクトとかの保存液も持ち込めたんだなぁとか。
怖いすわ、テロって。

閑話休題-

さっさと2Bターミナルへ向かうシャトルバスに乗ればいいものの、
ちともよおしたということと、寝てた故にメガネっ子だったのでコンタクトを装着したいなとか思い、
階段を下りた脇にあるトイレへと入ってみる。
いやね、トイレなんて世界どこ行ったって似たようなもんなんだけれども、ちょっと怖かったね。

空港という比較的セキュリティの堅い所だって、スリとか強盗とかあるわけじゃないですか。
入ったトイレは小用のが2つ、大が2つ程度の狭くて暗い感じの所で、しかも奥ばった場所にあるから
ここで黒人に「ヘイユー、マニーマニー」とか言われてナイフなんざ出される可能性がなくもない。フランスだし。

怖いからとっとと出すもの出して洗面台でコンタクト装着してたら、
突然入り口のドアをガチャリと開けて入ってくる人がががっ!
ああびっくりして振り向いてしまったさ
パッと見、アラブ系の顔立ちのお方で、ああテロリストだなと判断。
面倒臭いことに巻き込まれたくないので、アラブが小の用足しをしてる間に
即行でコンタクト嵌めてトイレから 逃げて 出てきてやった。
いや、言い訳するけど日本じゃねぇから怖ぇって。

先に断りを入れておくと、こっからは写真が非常に少なくなります
なぜなら下手に写真撮ってトラブルに巻き込まれたくないから。
撮りたい風景とか物はあったんだけどね。ご容赦を。

さて、トイレを出るとすぐ目の前はシャトルバス乗り場。
いよいよもってここからは東洋人は当方一人だぞと気合を入れるものの、
なんでかどこかのツアー日本人客と一緒になり、やや気分をそがれる。
いや、心的にありがたいというか心強いというか、
母国語が話されている様はまだ安心できるというか。
そんなツアー客に混じってバス乗車、そのまま2Bターミナルまで移動する。

シャトルバスを降り、2Bターミナルに入ってすぐの案内モニタ。
見づらいけど、後ろのエスカレーターを上っているのは、その日本人ツアー客ご一行様。

シャルル・ド・ゴールというとデカくて華やかなイメージがあるんだけれども、
ここ2Bターミナルは比較的小ぢんまりした印象のターミナル。
近隣諸国とか近い距離を運行する路線用のターミナルらしい。
誰かに聞いたわけじゃないから当方の憶測だけど。

フランス人に因縁つけられないかヒヤヒヤしながら撮った2Bターミナル出発ロビー。
日本人ツアー客のおかげであんまり遠くまで来た印象がない。

すぐにワルシャワへ向かう搭乗手続きをしてもよかったのだが、
どうにもフライト時間まで1時間ちょっとある故、出発ロビーをうろうろしてみることにした。
ありきたりなカフェであるとか、DUTY FREEの店であるとか土産屋であるとか色々あるものの、
当方の琴線に触れたのはロビーの一番端にある本屋。
何故本屋?イエス!ポルノ雑誌ウハウハ

日本でも空港に本屋くらいあるだろうが、こうも派手にポルノ雑誌は置いてないだろう。
買おうか迷ったものの、生憎Yenしか持ち合わせていなかったので諦めた。
そもそもこれから行くポーランドはEUに加盟したばかりで、通貨はユーロじゃないから、
ここでポルノの為にわざわざユーロに換金したところでポーランドで使えnごめん、かなり後ろ髪引かれた

せめて立ち読みしようかとも思ったんだが、日本人女子ツアー客の視線が痛いので、
泣く泣くチェックインカウンターへと向かう。
つうかここでユーロ持ってないということは、ちょっと喉が乾いたなとか思っても、
出発ロビーでなにも買えないということ。これはちょっと盲点だったりした。
予め換金レートを調べて率のいいところで、少しでもいいから換金しておくのがベターですな。

さて搭乗手続きカウンターは、入り口にあった案内モニタによると「4」番、搭乗口は「B28」。
よし、こっから本当に日本語が通じない世界なわけだ。
散々飛行機の中で英会話の本を読みつつシミュレーションしたから大丈夫、おk、いける。
と心の中で念じつつ、「3-4」カウンターの順番待ちに並んでみる。

並んでみるっつーても待ってるの当方一人のみ。
なんぞ4番カウンターでフランス人が揉めてるのか、話し込んでるのか、
はたまた受付嬢を口説いてるのか(←フランス人への偏見)、えれぇ時間がかかってる。
早くしてくれよーとか思っていると、不意に客の途切れた3番カウンターの受付嬢から、

「ムッシュー」。

ムッシュって!かまやつか!
しかも人差し指をクイクイと自分に曲げて呼んだりしてんの。カモ~ンてな感じで。
「うふふ、坊やこっちへいらっしゃい」的なあの指の動き。まぢかよフランス!
こういう動作とか自然に出ちゃう国なんだなーとか軽いカルチャーショックを覚えつつ、
「エクスキューズ・ミー」とチケットを渡す当方。

つうかね、もうこの時点で脳内シミュレーションとか全部すっとんで頭真っ白。
如何に外人に対して慣れていないか、
如何に英会話というものに慣れていないかが浮き彫りになったわけですな。
もう必死
だってここでなんかヘマしたら飛行機乗れないからね

その必死さがかろうじて功をそうしたのか
「You、成田から来たの?」
と聞かれているのは分かった。「Yes」と答えるのは当然じゃん?
そしたらなんか英語通じると思ったんだろうね、フランス受付嬢は。
なんか聞いてくんの、ジャパニーズネイティブなこのイエローモンキーに
そうしたらどう答えたと思う?
もうね、ここがフランスだとかそういうの一切忘れて聞いちゃったね、日本語で「えっ?」って

そうしたらどうなったと思う?
そん時の日本語の発音が、激しく英語の「aha」に似てたわけですよ、

ベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラ
ベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラベラ ←英語でなんかひたすら説明

わかんねぇっつーの!

今にして思えばきっと、日本でも機内に持ち込めないものとか諸注意とかをするから、
そのことを話していたんだろうけど、ありゃあびっくりしたね、ちょっと滴漏れたかも知らん。

その上でなんか質問とかされたら、あーた、なんて答えりゃいいんですか。
やべぇ、やべぇとか思ってると、軽くチケット発行、
「You、乗り場は28番よ、分かる?あっち」と、
チケットに28と書かれ、搭乗ゲートを指差す受付嬢。
なんか知らんがとりあえず搭乗手続きは済んだみたいだ
逃げるように搭乗口へと向かってみる。

搭乗口は至って日本と同じで手荷物検査と金属探知ゲートをくぐるのみ。
ただし、日本ではあまりない、
 上着は脱げるだけ脱いで手荷物検査に渡す
 できれば靴も手荷物検査のX線に通す
とかをされるよう。当方は靴脱がなかったけど。
後からなんかゲートの向こうでセキュリティチェックしている様を窓越しに見てたんだけれども、
靴脱いでるフランス女子おったな。

出発時間までややあるので、ICレコーダー回して実況中継してみたり。いまだ非公開なんだけれども。
それでも時間があるので、読めないけどデザインの参考になればとか思い、無料の雑誌とか新聞を漁ってみる。

で、これを取る際に近くにいた黒人パーサーに
「これ無料?」とか聞いてみたり。金取られるのいやじゃん。
「そうですよ」とか答えられたのか嬉しくて「本当!?」とか言っちゃったものの、
「このイエローモンキー、無料なことに喜んでるぜ」とか思われちゃいなかっただろうか、姉さん。

そんなことをやってると搭乗開始時間。
列に並んでさっさと飛行機に乗るかとか思っていたら、なんでか異様にパスポートの提示を求められる。
 チケットを渡す前
 チケットの半券をもらう時
 飛行機まで移動するバスに乗る前
なんでこんなにセキュリティ堅いの?日本が甘いだけなのかは分からんけど、ちょっとうざかったな。
たった5m歩くだけで3回提示はちょっとね。

ようやくバスに乗って飛行機へと搭乗。あーいよいよワルシャワだぜぇええとか思っていたものの、
なんでか飛行機が定刻の18:35を過ぎても飛ばないのはなんでだぜ?
周りフランス人しかいないし、東洋人なんか当方のみだから、とっとと飛行機から降りたいんだぜ?
こちとら時間を潰すアイテムなんざひとつも持ってないから、ボケーッとしてたんだが、
ふと隣の同じくらいの年の女の人を見るとテシテシとケータイでメールを打ったり。
機内なんだから電源入れんなよ!と思いつつも、世界の裏っ側に来ても
人間やること一緒なんだなーとか思ったり。
つうか海外の人がこんなにメルとか打つなんて思わなかったわい。

機内アナウンスがないながらも、なーんか当方の近辺の席で聞き込みをしているアテンダントがちらほら。
フランス語は全くの門外漢ながらも、どうやらニュアンスから
「一緒にご搭乗の方はどちらにいらっしゃるか分かりませんか?」的な話をしている様子。
ははぁ、搭乗手続きをしたものの、乗ってないやつがいるわけだな?

原因は分かったものの、いつその人が現れるか分からない状況故、段々とイラッてくる空気。
元来出発する時間から1時間くらいあって、
なんつーのか、ロング・キス・グッドナイトに出てきた味方の太ったメガネのおっさんみたいのが登場。
周りから浴びる痛い視線を物ともせず、「俺は悪くない」的な発言をフランス語でしてるっぽい。
んな言い訳いいからとっとと来いやデヴ!と心の中で言ったつもりが、
どーせ日本語通じんと思ったから口に出して言っちゃったのは内緒です。

そんなことがありつつもなんとか出発。
出発する際にお馴染み緊急脱出の説明とか救命胴衣の装着説明とかがあるのだが、
お国柄だねぇ~、説明するフライトアテンダント(♂)に客がちょっかい出したりするのな。
きっと日本だったら怒られるよなぁとか思いつつ、ドイツ上空で出された機内食を貪る当方。

こんなキューリだらけの機内食食えるか
上のハムとかアップルパイだけ美味しくいただきました。
つうか二列前の席はハンバーグ食ってるのはなんでだぜ?
恐らくビジネスシートかなんかなんだろうな。。ちょっと羨ましかった。

ちなみに「飲み物なににいたします?」と来た際に、
本当は「ビール」とか「シャンパン」とか言いたかったものの、
発音に自信がないので無難に「」と答えたのは内緒です。

成田→シャルル・ド・ゴールに比べれば国内線かと思えるくらいに短い
2時間弱というフライトでポーランド・ワルシャワ、オケンチェ空港へと到着。
飛行機を降り、バスで到着ロビーへ向かう際、ターミナルビルに据え付けられた
「WARSZAWA」の赤い文字が闇に浮かび上がっているのを見た瞬間、
あーようやく到着したんだー、遠い所に来たんだなーと、ちょっとばかり感慨に耽ったり。
時計を見ると現地時間でだいたい22:00、日本時間でだいたい30:00(28日の午前6時とも言う)。
移動するのに朝起きてから24時間以上かかるのか。そら遠いわ。。

そんな感慨を胸に抱きつつターンテーブルで荷物を受け取り、入国審査へ。
当然こっちも英語なわけだが、フランスほど固いやりとりはなく、
「仕事か休み(holiday)か?」と聞かれ、「ホリデイ」と答えたものの、
どうやら当方のヒアリングに問題があったのか発音に問題があったのか分からんが通じず、
「観光です」的なことを言ったら「こいつ英語通じねぇな」と諦め顔で入国スタンプをパスポートに押されたくらい。
そんくらいのやりとり
つうかこの英語力でよくシャルル・ド・ゴールでトランスファーできたもんだわ。。。

ともあれ、これでいよいよ以ってポーランド入国。うはー、来たぜぇいー!
これから二週間遊び倒してやるぜぇいー!
そのためには現地に住んでいる友達と合流せねばならんのだが、ちと見当たらない。
あり?迎えに来てるはずなんだけどな。

と-

もしかしたらポーランドに住んでるとか真っ赤な嘘で、壮大な釣りにかかったんじゃないかと、
今更ながらに焦ってみたりする。何ヶ月釣られてんだよ、当方。
こりゃシャレならんぜよ、家に帰るったって、チケット取ってるの二週間後だぜよ。。。
などと泣きそうになっていたら向こうからやってくるのが見えたり。
うわぁぁぁあん、びびらせんなって。
と、安堵したのも束の間、「遅ぇんだよ!1時間待ったんだよ!」とワンパンを頂く
決して当方が原因で飛行機が遅れたわけではないのだが。。。なんでだぜ?

鼻から血を流しつつ、タクシーに乗って友達の部屋へと移動。
その間にもカルチャーショックなことがあったり。
いやなにがびっくりしたって、走ってるタクシーがことごとくベンツのEクラス(ちょっと古いけどね)。
あとはTAXiを地でいくようにプジョー406が走っていたり。
ついでにカルチャーショックだったのが街に立っている看板で、
あちこちにレクサスIS250のディーゼルが新発売になりましたとかいうもの。
(欧州ではディーゼルがエコだと言われている)
日本じゃ鳴かず飛ばずのレクサスだけど、やっぱり海外に行くとブランド力強いんだなーとか思ったり。
なんだ、車ばっかりかよ
いや暗いから回りよく見えねぇんす。。
他にショック受けるところは、明日明るくなってからゆっくり見て回ればよいじゃないか。

車中で道中のことをぼそぼそ話していると部屋に到着。
ひとしきり荷物を片付けて、改めて晩御飯。
現地のビールを飲みつつ、今までにあったことを話しつつ、やっと着いたなーと実感。いや遠いわ、ホント。
明日から友達とあそこに行こう、ここに行こうと話をし、シャワー入ってご就寝。

これから楽しい二週間が始まるわけなのだ。のだ。

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