2006年3月の記事一覧

こっからの続きね。

飛行機に揺られること1時間ちょっと。9:15に成田第二ターミナル着。
元来であればワルシャワまで手荷物を途中の空港で預け直すということが不要なのだが、
いかんせん時間ギリギリで千歳でチェックインしたために成田で預け直すハメに。
ターンテーブルで荷物を受け取り、今回はエールフランスでのフライトなので
シャトルバスで第一ターミナルへと移動。

荷物を抱えてヒーヒー言いながら歩いてふと、
成田を歩く日本人がすべからく春の装いをしていることにちょっと驚愕。
一人真冬の格好してんの当方だけじゃねぇの?とうすら寒くなる。
けっ、お前らはそんな薄着でふらふら歩ける国に行くかも知れねぇが、
こちとら寒くてたまんねぇ国に行くんだよ!というわけのわからぬ気概で無理やり不安神経症を押し込める。

そうです、当方不安神経症&強迫神経症なんです
なんか成田の搭乗手続きしたりするこんなところ、

一人で歩くのチョー怖ぇえええぇぇEEEE!
でも手荷物が邪魔なことに変わりはないのでとっとと搭乗手続&手荷物預けをしてみたりする。
が、当然の如く国内線しか利用したことがなく、かつこんなデカい手続きカウンターなんか知らねぇので、
ちょっとキョドっていると案内のにーちゃんに「どちらまでですか?」と声をかけられる。
チケットを見せて航空会社がエールフランスであることを確認すると、
「ここ(整列用の柵)を突き当たって一番右の柵に並んでください。一番右です」としつこく念を押される。
そんなにキョドってたか?

とは言ってもオフシーズンの月曜日に客が並んでいることもなく、すんなりと搭乗手続き。
千歳からの便もそうだったのだが、当方が所持しているのは本チャンのチケットではなく、
「準チケット」のようなもの。いわば本チケットへの引換券みたいなものですな。
チケット代行業者が送ってきたものが手元にあるわけだ。
それをカウンターのおねーちゃんに見せる。

「えーと、ワルシャワまでですね?」
「はい、そうです」
「パスポート拝見させていただいてよろしいですか?」
「どうぞ」
「ポーランド入国するのにビザは必要ありま・・・せんよね?」
「ええ」
念のため確認します」とか言われて口から心臓飛び出そうになる。
おいおい、ここまで来てやっぱりビザ必要でしたとか言われてもシャレならんぜよ、
こちとらビザなくても行けるのを確認してんだよぉおおぉぉ不安にさせんなよっぉおぉおあとか思う。
結果、「大丈夫ですね」と返事をもらって胸を撫で下ろす。

その後荷物を預け、機内に入ったら全部英語?とか聞いてみる。
しかし今日本へ離発着する便には日本人のアテンダントがついており、
例え外人であっても日本語はある程度通じるとか言われて時代の流れを感じてみる。
フランス語だけとか言われたらシャレならんぜよ。

そんなやりとりをしつつ、

無事にチケットゲット。ただし搭乗手続きしているのはシャルル・ド・ゴールまで
シャルル・ド・ゴールに着いたら、
自分でオケンチェ(ワルシャワの空港)までの搭乗手続きをせねばならぬ恐怖がっ。 ←この時はまだそれに気づいてない

さて手続き済んで11時。飛行機出るのが12:50なのでまだ2時間近く待たなければならぬ。
どーすっかなーと思いつつ、とりあえずネタ用にICレコーダーを回してみる。それでも11:30。
メシ食うのは簡単なれど、それでも時間余るよなーと黙考していると、
ふと「髪の毛切っちゃえよ」と悪魔が耳元で囁く。
日曜に散髪できずにいて、一応出かける前に成田に理髪店&美容院が入っているのは調べていたのだ。
髪の毛ボサボサで海外に行くのもなー、でも腕の質も分からぬ床屋で髪切るのもなー。。。
とややしばらく葛藤していたのだが、
「とりあえず日本語が通じるところで一発切っておかないと、二週間伸びっぱなしになるだろ」と考え至り、
第一ターミナル二階奥にある床屋へ入ってみる。

事前に値段が高いというのは分かっていたが、入ってみると3,800円とか書いてる。
なんだ、そーでもないじゃんとか思って頼んでコートを預けると、なんと3,800円は散髪だけ。
どこの世界に散髪だけして出て行く客いるんだよ、ふつーシャンプーとか顔剃ったりすんだろ!
とは思うも、それらフルコースでやると5,000円くらいいっちゃう、かなりボッタクリ商売
客の足元見てるよなー、こんなとこで髪切るなんて相当切羽詰ってる人だからな。

しかしながらここで「やっぱやめます」とか言えるほどあつかましくもないし、
さりとて髪の毛をなんとかしたいのは正直なところであるので、プラス洗髪で散髪開始!
こちらがこうしたいという意向を伝えてチョキチョキチョキチョキ・・・
はいできあがり!なんじゃごりゃあああああksだg;ぁ;ふじこだ;lkら!!!!!
びっくりした、これで4,000円超えんのかよ!ボッタクリにもほどがある

調べれば分かるだろうけれどあえて店の名前は伏せるが、下手杉
これならまだワルシャワで友達(通訳とも読む)連れて床屋行った方がへたくそでもネタになるし、
まだ面白いんだが、日本語通じるところでこの有様はありえないと思った。

教訓:髪切るならやっぱり行きつけ

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完全に時差ぼけかましたまま戻ってきてみたり。
どーしよ。まるっと昼夜逆転中。

クラクフからワルシャワへ戻ってきて、落ち着いたら現地時間ただいま18時過ぎ。
色々書きたいこともあるんだけれども、
どうにもこうにも明日のこの時間にはまたフランスへ向けて旅立っている状況故、
意外に時間がなかったり。いやん。
日本帰ってからかのぅ、まったり書けるのは。

あ、オシフィエンチムのアウシュヴィッツ1はシャレならんす。
行く手段がなくビルケナウ(アウシュヴィッツ2)は未訪問ながら、
たかが60年そこそこの昔にああいった犯罪行為が行われていたことに背筋が寒くなるのを感じます。
ガス室の中とかも入れるんですが、ここで何万人もの命が奪われた事実が
ひどく重く自分にのしかかってくるようです。
今自分が見ているこの光景を、最期の光景として見ていた人がいる、
生きてこの暗いコンクリの部屋から出て来られない人がいたのはショッキング過ぎます。
未だに献花が絶えないというのも、またその歴史に重さを感じさせます。
撮っちゃいけないのだけれど、一枚ガス室の写真を撮ってきたので、後々うpしておきます。
ここで何万人もの人が死んだ写真だと。

さて帰り支度しないとね。

この日からポーランドへ旅立ち、現地のんまんまなものをガツガツ食べてくる予定なのだが、
前述したとおり、まずは千歳へ辿り着き、成田へ脱出しなければなんとも話にならない状況。
早朝4:30に起床して風呂入るものの、妙に下腹部に違和感が。。。
まさかなぁーとは思いつつ、5:50にはバスが来るっつってんのに
5:40くらいにバスターミナルのトイレで見事なバラを出産してみたり。なんで腹下してんの

バス乗って1時間少々で千歳に着くものの、第二波がそこまで持つとも思える見込みはゼロ。
案の定もうちょっとで到着という段になって漏れそうになる。
必死に気を紛らわそうととっつぁんに「うんこ漏れそう」とかメルを飛ばすも
プギャーーーな返事をいただき脱糞寸前。

ちなみに千歳のバス停留所というのはANA降車場とJAL降車場があり、
距離がかなり離れていたりする。んま搭乗手続カウンターが会社で離れているだからなんだけれども。
当方乗車バスはまずANA降車場で人を降ろし、次にJAL降車場で人を降ろす。
確か持っていたチケットはJALであったから、迂闊にANAで降りて脱糞なんて目には遭いたくないので
もうちょっと不屈の精神力で我慢してみる。
とりあえず搭乗手続さえしてしまえばこっちのもんだ。

やがてJAL口で降りてカウンターに向かった当方、
よっしゃーなんとまバスもうんこも間に合ったわい!これチケットおないします!
と係員に差し出すと一言、

 「これ全日空さんですねぇ(苦笑」

しょしぇーーーーーーー!一瞬肛門が緩みそうになるもダッシュでANAカウンターまで走る走る。

えれぇ数の人が搭乗手続を待っているのを見て一瞬眩暈がしそうになったものの、
運よく係員をつかまえて事情説明。いやうんこの説明まではしてないけど。
搭乗まで時間がないので、元来ならばポーランドまで一気に手荷物を預けることができるのだが、
一回成田でキャッチしてくださいと言われる。
そんでもって搭乗手続を済ませて

ありがたく10分前なのでとっとと乗ってくださいとの言葉を添えられゲートの向こうへ。
今回幸いだったのが、手荷物検査の金属探知機でえてして当方は引っかかるのだが、
なんにも反応がなかったのがよかった。
これで安心してうんこできるーとか思ったのだが、朝一番の成田行きということも手伝ってか、
搭乗ゲート近辺にあるトイレはどこもかしこも満席。
お前らそんなにうんこしたいんか、したいんか、漏れるんか、漏れへんやろと毒電波を送りつつ我慢。
やがて自分の番が来て至福の瞬間を迎える。トイレってありがたい。
さ、出すものだしたし、

さよーならーほっかいどー。

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午前中から起床して掃除と着る物を鞄に詰める作業。
その後ポーランドでやっかいになる友人宅へのお土産を買いに桑園ジャスコへ出かける。
出かけるものの、桑園ジャスコへ日曜のドッ昼間に行く経験など過去になく、
毎週この時間にやっている右折入場禁止の入場制限を見事にくらって、
仕方なく車列に並んで駐車場空き待ちをするんだなぁこの時間はと新しい知識を得たりしてみる。

「ったく昼間っから他に行くところねぇのかよこいつらは!全く以って暇人だな!」
ととっつぁんにメールを送ったら
「おまえもその一人なんだがな!」
と期待通りの返事をいただき非常に機嫌がよくなる。

帰宅後買って来た土産を詰め込んでから荷物の最終チェック。
ここでパスポート忘れたとか言ったらシャレならんので必要以上に緊迫。
問題ないのを確認し、最後ににゃんこの給水器を洗い、
嫌がる愛猫をペットキャリーに詰め込んで一路実家へと。
ぬこを面倒見てもらう都合上、一度実家へと行かねばならなかったり。
そこからまた札幌に戻って千歳へなんてことをやると、
帰宅後も含めて二往復せねばならん話になるので、素直に実家から千歳へと向かうことにしている。

ただネックなのは、今回ポーランドへ向かうにあたり一度成田まで行かねばならんのだが、
地元から千歳へ向かうバスがネック。
千歳→成田の便が7:45出発。
地元から千歳へ行くには地元バス会社の高速便しかないのだが、これが
地元→千歳 7:25到着のパッツンパッツン状況。インターバル20分かよ。
ちっとでもバスが遅れたりしたら、ああもうさよーならーな状況故、
否が応でも気合が入るのだが、当方がいくら気合を入れたところで
天候が問題なくなるわけでもなく、バスが瞬間移動してつくわけでもないので、
そこはそこで腹をくくることにした。

千歳さえ脱出してしまえばなんとかなるんだよなぁとか思いつつ実家へ到着。
ひとしきり荷物を置いてから床屋でも行くかと決めた。
年末に切ったっきりで、伸び放題だし、行く前に切っとくか!と思って行ってみたらば見事に受付終了
髪の毛ボサボサのままでポーランドへ向かうことが余儀なくされてみたり。

意気消沈で帰宅し、晩飯を食っているとタラコとしらたきの煮付けみたいな料理が出てきて、
昔はこんなの全然嬉しくなかったのに、
今の年だとなんかすげぇ美味しい料理だわ~とか思いながらモサモサ貪っていると
ふとポーランドからタラコがお土産に欲しいとか言われていたことを思い出し、
再度着替えて某ポスフールなスーパーへとダッシュ。
閉店間際でなんとかタラコをゲットし、安堵して帰宅。ガツガツ食ってガキの使いを見て就寝。
明朝は4:30起床なのである。

旅行する準備をしなくちゃなぁとか思いつつ、びみょーに残った酒を漂わせつつ昼過ぎに起床。
買った記憶もないし食った記憶もないおにぎりとか菓子パンの包みが床に転がっているのがまぁ不思議。

本格的な掃除は明日にでもするかと思いつつ、トイレとか風呂とか洗面台なんぞをせこせこ掃除。
ボチボチ持って行く服を鞄に半分ほど詰めて寝る。

2月24日と言えば晴れて退社した日。
で、その日からびみょーにポーランド旅行が始まっていたような気がする。

「辞めたんだからお疲れ会するべ」ととっつぁんからお誘いがあり、
20時過ぎから某猛禽類な名前のお店へと連れて行ってもらう。
店はなんぞ焼酎専門店らしく、焼酎苦手な当方はあんまり機会のない店っぽ。
しかしながら料理も美味しく、店の粋なはからいでとても焼酎とは思えない焼酎を味わえ、
焼酎への偏見が消えて飛んで行った。
具体的に言うと、たぶん目隠しをして味わったのであれば、
「ああなんか甘い感じのするモルトですね」とか言っちゃうくらいの味。ありゃ美味かった。

ただ難点を挙げると酒にしても料理にしても注文してから出てくるまでにタイムラグがありすぎるなとか。
もちっとレスポンスがよければグッドフィーリングなこと間違いなしでジョリーグッドだったかも知れない。

してその後二軒目行くかと言うことでいつものアメリカンなバーへとフラフラと。
もう会社から自由になれたという安堵感からか二軒目に辿り着いた時点で結構ヘベレケだった当方、
案の定店に入って隣の女子客×2人に勝手に絡んでみたり。そしてとっつぁんに怒られる

それからはポーランド行ったらあれ見たいこれ見たいとか言っていたような気がするが、
突如オペラを見てくるという話になった段で、逆の隣に座っていたカポーの女子が
彼氏が席を外していてこっちの話を聞くともなしに聞いてしまったのか、
「オペラは事前知識なくちゃ見られないって!」とか講釈を垂れる。
んなこたねぇよぉ、見て分かるって!と力説する当方に対して、
とっつぁん+カポー女子で真っ向から否定される。

ここまで徹底的に否定されて、ようやく事前知識持ってた方がいいのか・・・・なぁとか思っている
当方の脳みそはやっぱり花が咲いているようです。

その後記憶がなくなる寸前まで飲んで26時前後にお開き。
楽しゅーございました。

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