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Googleサイトにカスタムドメインを紐づける件~お名前.com編

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すごい時間かかる作業

仕事でWeb作れないですかねーって言われて、htmlは理解できるけどガチガチのレスポンシブとかは無理。GoogleサイトとかWixでなら作れますよー、それでいいですーと安請け合いしてドメイン設定にドハマりした。 また請け負うとも限らないので備忘録としてしたためる。


意外とGoogleサイトに関する文献は少ない

世界のGoogle様のサービスだから誰かblogに書いてるだろうと思ってぐぐっても、意外と日本語の文献が少ない。英語読めないのにこれは困る。素人が迂闊にドメイン触ってなんらかの設定吹っ飛ばしても手に負えない。

もし詳しい人に教えを乞うことができるなら、そっちの方が話が早い。それが無理なら腹くくるしかない。


Googleサイトのオーナーは成人で

予備知識なく新規にGoogleアカウント作ってそれをオーナーにしてカスタムドメインしようと思ったら、成人じゃないからダメとか言われる。

要はアカウント作る時に誕生日設定するんだけど、成人になるように設定しておかないとサイトのオーナーになったとしても未成年だからドメイン設定ができない。迂闊に新規に起業した会社さんだからって気を使って起業日を誕生日にすると裏目に出る

幸い、共同編集者に自分のアカウントを入れていたから、オーナー権限譲渡で事なきを得たけど、迂闊にオーナーを元に戻したらドメイン設定解除されんのかしら。誰か教えて!偉い人!


お名前.comでドメイン取って設定する

新規にユーザー登録してクレカも登録してドメイン取るのは容易いんだけど、こっから先がドツボにはまった。

ドメインの所有権を証明しろと言われるのだ。証明? とりあえずお名前.com側でGoogleの指定するレコードを設定しなければならないらしい。外部レジストラでドメインを取得した人はこちらという案内があるので、それに従って進めていく。が、「google-site-verification=ほにゃららをDNSに設定してください」と言われ絶望に打ちのめされる。なんじゃこの文字列。

とりあえずぐぐって最初に見つけたのが「Googleサイト カスタムドメインの設定方法教えて下さい」というteratail。うむ、なに言ってるかさっぱり分からん。

さらにぐぐって見つけたのが「お名前.comでGoogle Workspaceを利用する方法」という「どんとこい!Google Workspace」のコンテンツ。おお、これよこれ。

お名前.comの「DNS関連機能の設定」にアクセスして、「DNSレコード設定」を開く。teratailの方で言ってたのはこのことか。とは言え、その次のスレッドでは、どんとこい(略)で書いてあるようなことは一切設定してなさそう。えー?

とりあえず、TXTレコードに「値:google-site-verification=ほにゃらら」だけを入れ、「転送用のネームサーバーに変更する」にチェックを入れて様子を見る。「取得したドメインを確認できませんでした。」まーなー。


CNAMEレコードを書いてみる

となると、どんとこい(略)に書いてあるのをやってみる価値はあるわけで、

 ホスト名:空欄 / TYPE:TXT / TTL:3600 / VALUE:google-site-verification=ほにゃらら / 優先:空欄 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:aspmx.l.google.com / 優先:1 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt1.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt2.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt3.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt4.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
を入力して様子を見る。「取得したドメインを確認できませんでした。」むー。

teratailに

所有権を確認するものが、www.example.com のような「ホスト名(サブドメイン)」の場合は、上記の入力例で「ホスト名」部分は「www」を入れる必要があります。

と返答されている方がいたので、TXTレコードのホスト名にwwwを入れてみるも状況変わらず。そろそろイヤんなってくる。

が、よくよくGoogleのサイト見てみると「問題がある場合はCNAMEレコードを設定しろ」と左下に赤字で小さく書いてある。そうかteratailにもそんなことが書いてあったなとteratailの情報を頼りに
 ホスト名:www / TYPE:CNAME / TTL:3600 / VALUE:ghs.googlehosted.com / 優先:空欄 / 状態:有効
と入力するも状況変わ(略)そろそろ涙目になってきた。設定してさっと結果が出るならそんな焦りもしないんだけど、DNSがどれだけ浸透してるのかなんて分かりゃしないんだから、何時間か時間置いて確認するしか方法がない。これが嫌。

どないしよ。。誰か詳しい人やってくんないかなーと先程の左下に赤字で小さく書いてあるCNAMEレコードをなにげにクリックしてみると、なんかCNAMEレコードのパラメータが出てくる。なんぞこれ。これはもしかすると?と
 ホスト名:www / TYPE:TXT / TTL:3600 / VALUE:google-site-verification=ほにゃらら / 優先:空欄 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:aspmx.l.google.com / 優先:1 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt1.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt2.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt3.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt4.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
 ホスト名:ほにゃらら.www.ほにゃらら.com.ほにゃらら.com / TYPE:CNAME / TTL:3600 / VALUE:ほにゃらら.dv.googlehosted.com / 優先:空欄 / 状態:有効
とやってみると、見事に証明できましたーー!ありがとうございます!


それでもサイトは表示されない


証明できたらあとは表示されんだろーと、「サードパーティのドメイン登録事業者への接続」というメッセージに従って設定するも、一向にドメインを叩いてもwebが表示されない。えー? まだDNSレコードが違っているのか。。

「サードパーティのドメイン登録事業者への接続」のメッセージには、新しいCNAMEエントリを作ってエイリアス(ホスト名)にwwwを入れ、宛先(VALUE)にghs.googlehosted.comを入力しろと書いてある。

でもホスト名に同じ文字列は使えないようで、すでにTXTレコードでホスト名にwwwを使っているから新しく作るCNAMEエントリのホスト名にwwwは使えない。本当に?

と思って、TXTレコードを
 ホスト名:空欄 / TYPE:TXT / TTL:3600 / VALUE:google-site-verification=ほにゃらら / 優先:空欄 / 状態:有効
に変更し、新たに
 ホスト名:www / TYPE:CNAME / TTL:3600 / VALUE:ghs.googlehosted.com / 優先:空欄 / 状態:有効
を追加してみた。まーまた無理だろーなと思いつつ、時間を置いてURL叩いてみると表示されてやんの。おーーーー!? 出たーーーーー! すげー嬉しい! ていうかもうこの作業しなくていい! ドメイン周りなんて詳しい人に任せておいた方がいいな!


結論


ドメイン所有権の確認の段階では、お名前.comのDNSレコード設定で、
 ホスト名:空欄 / TYPE:TXT / TTL:3600 / VALUE:google-site-verification=ほにゃらら / 優先:空欄 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:aspmx.l.google.com / 優先:1 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt1.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt2.aspmx.l.google.com / 優先:5 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt3.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
 ホスト名:空欄 / TYPE:MX / TTL:3600 / VALUE:alt4.aspmx.l.google.com / 優先:10 / 状態:有効
 ホスト名:ほにゃらら.www.ほにゃらら.com.ほにゃらら.com / TYPE:CNAME / TTL:3600 / VALUE:ほにゃらら.dv.googlehosted.com / 優先:空欄 / 状態:有効
と入力して証明する。その上で、追加で
 ホスト名:www / TYPE:CNAME / TTL:3600 / VALUE:ghs.googlehosted.com / 優先:空欄 / 状態:有効
をDNSレコードに設定してあげれば、無事にGoogleサイトで作ったサイトにカスタムドメインを割り当てて表示することができるようになる。

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