盆の入りである今日は、元来であれば故人を墓まで迎えに行っていたらしい。それに従ったわけでもないのだが、一つ前のエントリにしたためた通り愛猫のお墓まで足を伸ばしてみた。
今まで納骨をしてから、だいたい月に一度は墓参りをしていたので、今日もいつもどおりの感じなんだろうと思っていたんだが、火葬している方もいらっしゃり、車が止められない状況。
行ったところで先客が一組居ればいい方だったのに、なんだこれは。そして肝心要のお墓には、鉢に差せないほどの花がこれでもかと添えられている。おまけに共同供養のお墓だから次から次へと人が来るからせわしないったらありゃしない。
確かにお盆だし、一緒に暮らしていたから墓参りに来るのは分かる。信心深くなけりゃ墓参りなどには来ないはずだ。
けど、止められないほどの車と溢れんばかりの花を見て、ちょっといやな気分になったりもした、お盆じゃなけりゃ墓参りに来ないのかと。
札幌市にしたって広いし、もしかしたら札幌以外の人がここに埋葬に来てるということも考えられなくはない。だけどそういう人たちはきっともっと近場のお墓に入れるはず。
そう考えると比較的近くの人たちがここに埋葬に来てると思うんだけど、なんで盆にしか来ないんだろう? 人間の墓参りにしたって盆でハイお終いという人は多いだろう。決して悪いことではないのだけれど、普段から墓参りに来てる身としては「盆だからって」という気持ちは多少なりとも持ってしまう。
きっと普段バラけてお参りに来てる人たちが、一気に来たんで車も花もオーバーフローしたんだと考える方が筋も通ってるし幸せ。そうだ、そういうことにしておこう。普段見慣れないBMWとかミニバンとか止まってたけど、そう考えておかないとなんか寂しいよ。
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