とは言うものの、土曜日はごろごろ惰眠を貪っていたので、実質の稼動は日・月の二日なわけなんだが。
恐怖その1
当方スタッドレスタイヤを実家に保管しているために、春と秋の2回は必ず実家に帰らなければならない。札幌で保管できないこともないけど、置き場所に苦労するのは見え見えだし、そもそも母親の様子を見に行きたいという目的があるしね。母親の車のタイヤも交換せにゃならんし。
そんなわけで実家に帰るために日曜の朝早くに札幌を発った当方。天気予報とは裏腹に雨がやや降りそぼる中、札幌新道から道央自動車道に乗ったのだが、しばらく走るとバックフォグを点けなきゃならんほどの雨量に。
当方おすすめのアメットビー黒ヘッドをコーティングしていたので、雨量が増そうがちゃんと前は見えていたんだが、どうにも後輪がグリップしていないような。。。
確かにタイヤの溝が1分山と表現するのもおごがましい状態にはなっていたが、いや、まさかまさk
ズルッ ←一瞬で車が横に50cmほどズレる
はい、見事なまでにハイドロプレーニング状態。規制の80km/hで走ってもまともに真っ直ぐ進まん。こりゃやべぇなぁ。。。と思っているうちに雨がやんできたので、再びハイドロプレーニングになることはなかったが、ありゃあしっこちびるなぁ。。。
実家着いてタイヤ交換がてら溝確認してみたら、ああ、スリッグと言っても差し障りないな。そりゃ水の上を車が滑るわけだ。。。そんな中、煽られて頭キて、煽り返して無茶なスピードで走ってた自分が恐ろしい。。。
などと思いながらタイヤ交換終了後、祖母・祖父が眠る墓へと参りに行ったのだが、これがまた恐怖というか、不思議な話があったり。
恐怖その2
山の上というか中腹あたりにあるその墓地は、基本的に風が止むことはない。高い場所にあるから当然と言えば当然なのだが、当日はヅラの人だったら飛んでいくほどの強い風が吹いていた。季節柄墓参りに訪れる人もおらず、雨が降った後とあってか、花を刺す器にはどす黒い水が溜まっていて、物悲しい雰囲気がそこかしこに漂っていた。しかしながら、見晴らしが良い場所でもあるので墓地の手前の駐車場では雨上がりの景色を見て、うふふふ状態のカポーが車の中でいちゃいちゃしていたもんだが、何を好き好んで墓地まで来ていちゃいちゃしとんのだろう。。。
そんなのを横目に見ながらバケツに水を汲み、墓を拭いてからお供え物をし、さすがにロウソクはこの風だし無理だろうと最初から刺さずに、直接ジッポから線香に火を点けr
ジッポが着かない。
何回擦っても虚しく火花が散るだけ。あれー? オイルたっぷり入れておいたし、着火確認もしたんだけどなぁ。。。しゃーないから、工具箱に積んであるふつーのライターで着けるかーと、墓から車に向かいつつジポジポ擦ってみたらすぐ点いた。
お?
戻って擦ってみる。点かない。また車へ行ってみる。点く。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・や、
やめろよなー!じーちゃん!生前いたずら好きだったからってシャレなんないぜー!あははははー!とリアルで声に出して恐怖から逃れようとする33歳。普段オカルト好きで怖いサイト見て歩くけど、実際体験してみるとシャレなんないね!
とりあえず普通のライターでジッポに火を起こすものの、ジッポの火がすぐ消える。ジッポというのは多少の風でも火が消えないのがウリの一つではあるんだが、なぜに点けた瞬間に消えたりとかするんですか? 強いとは言えジッポの火が消えるほどではないはずなんだけど。。。
おかげで線香の束に火を点けるのに15分くらいかかったり。手を合わせてたら日も暮れて来たし、いよいよ以ってシャレならなくなるので、とっととケツ巻くって帰宅。こええぇったら。。。
つーかそもそも今回の帰省はなんか変なことが多かったり。細々したのがあったりはしたんだが、なんかおかしい。。。うーむ。。
恐怖その3
このままなにもなけりゃいいなと、今日の昼に母親の車のタイヤ交換を済ませ、っつーか、朝9時に起きるはずだったのに、ケータイのアラーム、土日祝だけ鳴らない設定にしてやんのな、漏れ。起きた時にゃ12時半超えててびっくりしたわ。
早めに戻る予定だったので、タイヤ交換した後とっとと札幌へ戻る。道中、プリン買ったり、安いガスの所で満タンにしたりなんぞしてから、近くのI.Cから道央道に乗っかることに。
ETCにカード突っ込み、LEDが緑になったのを確認して、あのゲートに突入ー。20km/hまで減速とか表示されてるけど、大体40km/hまではOK。やや減速して通り過g
ゲート開きませんでした。
やべぇ!開かない!と思った瞬間にフルブレーキかけたものの、ほら、そこはスタッドレス。止まれるわけがないじゃない。スキール音と共に響く、バーが折れるボッコォォオオン!という鈍い音。。。ああああ。。。。初ETCぶっ壊し体験。
I.C手前にある「ETCが利用できない場合は警告音が鳴ります」とかって看板がイヤに目に付いたのはこれのことだったのか。。。
とりあえずこのままぶっちぎって行ってもアレだし、待避所に車止めて、料金徴収のおっちゃんところ行ったら、「券出すから車で待ってて」と言われる。つーか、おっちゃんの言葉を食い気味にコントロールセンターから「運転手さん券出すので車で待ってて下さい」とスピーカー越しに言われてみたり。どっから見てんだよ。。。
その際によくよくバーを見てみると、あれ、先端の方、こういうケースを考えて柔らか系の素材でできてんのね。車に傷一つついてなかったわ。ついでにいうと、上下方向のみにしか動かないんじゃなくて、ぶつかったら奥に折れる設計になってるみたい。ポッキリ折れたと思ってたら、あとからちゃんと動作してたし。
そんでもって、車で待ってるとおっちゃんが一人やって来て、ちゃんとカードを刺していたか、ETCのランプは緑になっていたかを聞かれる。無論確認していたのでその旨ご報告。再度料金所まで戻ってから券を渡される。
そこでそういうシステムになってるんだなぁと感心したのが、券とETCカードを通常の料金所に出せば、ETCの利用割引を適用して、ETCカードから徴収するということ。当たり前と言えば当たり前なのかも知れないが、てっきり現金徴収されると思っていたので、ETCでの入場に失敗しても、問題なくETCの割引が受けられるよ!てか、入場失敗するヤツ早々いないけどな。
そんなわけで変な事が多かった実家帰省。今後は何事もないことをお願いしたい。
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